VA・VE提案事例

ワークの角部はR:2.0以上で設定する

トムソン刃は厚さ1.0㎜の鋼材を加工して製作しますので、ワークの角部はR:2.0以上になってしまいます。そのため、R:2.0未満に設計した場合、金型による抜き加工を行わなければなりません。そのため金型の製作費などにより、加工コストが高くなってしまいます。

仕様上問題がなければ、ワークの角部をR:2.0以上に設計をして、トムソン型で抜き加工が行えるようにします。トムソン型の製作費は金型よりずっと安いため、コストダウンを行うことができます。

抜き加工を行う場合は、設計段階で予め角部をR:2.0以上としておくことで、トムソン型での加工が可能となります。トムソン型は金型に比べ型の製作費も安く、加工コストを低減することができます。

コストダウン提案事例

トラブル防止提案事例