当サイトの別ページにおいて、NBRに抜き加工を施したガスケットを製作品事例としてご紹介しておりますが、こちらはその製品の形状・厚み違いのものとなります。ゴム材を使用してきれいな状態を保ちながら抜き加工を施すためには、抜く形状や箇所に応じてトムソン刃の種類や跳ね出す力を変えることが求められます。特にこの製品の場合では数ヶ所見られる小さい穴部のみ、他の箇所と跳ね出し力を変えなければ、抜きカスが型に詰まってしまうということが起こりかねません。当社ではその点もクリアした上で製作を行っております。なお、ゴム材全般に言えることですが、NBRはトムソン刃への負担も少ないため型のメンテナンス費用が抑えることができます。更に当社では材料の切り出しに際しては、歩留りを最大化できるように行っております。